買い物の仕方を変えて、堅実なキリギリスになろう!

ある程度の収入があるのに、いつまで経ってもお金がたまらない人がいます。それほど収入があるわけでもないのに、ちゃんと貯金をしている人もいます。何が違うかは考えなくてもわかるはず。お金の使い方が根本的に違います。たっぷりお金があるのに使ってしまう人は、とっても楽しい人に違いありません。でも、楽しいから良いのかといえば、かならずしもそうではありません。人からは、「ありとキリギリス」の「キリギリス」のような人だと思われています。決してかっこよくはありません。是非、「堅実なキリギリス」に変わってみようではありませんか。

<お金を使うことは良いことです>

「ありとキリギリス」の物語では、「キリギリスは悪い奴」と主張しているわけではありません。キリギリスは恵まれた才能を持っていながら、冬に備えていなかったからありにさえ負けてしまった、という話です。つまり、キリギリスの方が優秀であることを前提とした話。もし、自分がキリギリスなら、その点は自信を持ちましょう。
「うさぎとカメ」の話も同じです。「歩みののろい」カメよりも、速いウサギの方が先天的能力は高いことを前提としています。サボりさえしなければウサギの勝ち。カメがウサギよりも優れた運動能力があったからではなく、ウサギが自滅したからカメが勝ったわけです。
能力があり働いてお金を稼げるのであれば、お金を使うこと自体は全然悪くありません。贅沢することも巣晴らしいことです。たくさん稼いでたくさん使うことが、国の経済を発展させるもとになります。かつて「消費は美徳」と叫ばれた時代がありました。今では死語となり、陳腐な標語のように扱われていますが、市民がお金を使わなくなったら国は発展しません。皆がみな貯蓄ばかりし始めてしまったら、あっという間に国家経済は破綻してしまいます。

<お金の使い方の、ちょっとした工夫>

お金の使い方をほんの少しだけ変えれば、少々のたくわえができるようになります。例えばスーパーに行く時には、買い物リストを作りましょう。無計画に買い物をすると、冷蔵庫の中に無駄なものが蓄積されるので、お金の無駄づかいがふえてしまいます。予め冷蔵庫の中をざっとみて、当面お献立を考えて何を買うのか決めてから買い物に行きましょう。
また、買い物に行くのを食事のあとにするのもコツです。空腹時に行けば、色んなものが美味しそうに見えてしまいます。食品の買い物はお腹一杯の時に行くのが最も無駄を省くのにいいタイミングです。
毎週使えるお金を袋に入れて管理しましょう。ひと月ぶんをまとめて持っていると、どうしても月末に資金不足になります。「一週間を2万円で」などと決めて、それだけを財布に入れておけば、週末には買い物には行かなくなります。自分がいくら使ったのかも一目瞭然ですので、家計簿をつけなくても大体の経済状態を理解できます。

ちょっとした支出管理ができるようになれば、「ちょっと工夫のできるキリギリス」に変身できます。今までちょっと頼りない、と思われていた人も、頼りがいのある人に変身できるはずです。

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