ギャンブルで破綻する人、楽しめる人の差は?

お金を浪費するケースとして挙げられることが多いのは、なんといっても「ギャンブル」でしょう。そもそもギャンブルは基本的に胴元がかならず儲かり、賭ける側が負けるようになっています。強運の持ち主ならば勝つこともあるでしょうが、それはあなた以外の客から奪い取ったお金であり、胴元が勝つという基本は絶対に崩れません。

また、依存性が強いのもギャンブルの特徴です。勝った時の高揚感のみが記憶に残り、負けた記憶は残りにくい。そうして負けが積み重なっているにもかかわらず、それに気づかずに、勝った時の興奮だけを求めてギャンブルを繰り返すようになります。

<趣味の範囲であればギャンブルもまた良し!>

ギャンブル依存症は、現在では病気として認知されるようになりました。ギャンブルで負け続けるのは、だらしない性格だからと思われていましたが、1980年代には「これは病気、障害である」とされるようになり、現在では「完治の難しい長期治療を要する病気」であるとされています。生活に困るほどギャンブルで負けているならば、あなたもギャンブル依存症である可能性があります。

とはいえ、ギャンブル好きがすべて依存症かと言えば、当然ながらそうではありません。趣味の範囲で上手にギャンブルを楽しんでいる人も多くいます。この「趣味の範囲」を守れるのであれば、ギャンブルを楽しむことは他の趣味と同様に、人生を豊かにすると言えます。

単なるギャンブル好きと、ギャンブル依存症の差はどこでしょう。専門的なことはさて置くとして、「負け額を把握しているか」といったあたりになるのではないでしょうか。他の趣味の場合も、生活が破綻するまでつぎ込むのは異常だし、愚かなことでしょう。ギャンブルは続けているうちに負けるものだという前提で、趣味としていくらまでなら負けてもいい額なのかを把握して、その範囲内で楽しむのであれば問題はないでしょう。

<いくらまでが「趣味の範囲」か?>

例えば、競馬やパチンコで年間10万円負けたとします。これは「過剰な浪費」と言えるでしょうか? 年に2回国内旅行へ行けば、おそらく出費は10万円を超えるでしょう。毎月1万円程度を消費する趣味と言い換えれば、そこまで高額な趣味だとも言えないのではないでしょうか。

また、パチンコが好きな方ならわかるでしょうが、パチンコは適当に打っていると、あっという間に数万円負けてしまいます。釘が良く、デジタルが良く回る台を探して打つなどの工夫がなければ負けは膨らみますし、その「いい台」を探す過程もパチンコの醍醐味のひとつであるはずです。

年間にいくらまでの負けならいいか、年間にいくらまで趣味に使えるかというのは、その人の収入や貯金にもよるので、一概には言えません。ただし、確実に言えるのは「勝ち負けをしっかり把握できない人」は、いずれギャンブルで破綻するでしょう。そもそも収支が把握できていないなら、「今月は負けすぎたから、もうパチンコは控えよう」といった判断もできないのですから。

趣味の範囲に収めるためには、いくら勝っているか、負けているかの把握が必須です。そしてそうした把握をきっちりとできる人ならば、趣味としてギャンブルと上手く付き合うことができるはずです。

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