ギャンブルでありつつ散財の危険が少ない麻雀

パチンコ、パチスロに競馬、競輪などのギャンブルは、破産してしまうほどの大借金を作ってしまう怖さがあります。パチンコなどは毎日開店していることから常習的に通ってしまいがちになりますし、公営ギャンブルは一度にかけられる金額の上限がないため、一勝負でいくらでもつぎ込めてしまいます。

そうしたギャンブルとは異なっているのが、麻雀です。4人で行うゲームであり、また建前上はお金をかけるのはNG。かけるなら遊びの範囲でのみ許されるという性格から、麻雀で大借金を作ったという話はあまり聞きません。麻雀漫画のように、札束が飛び交う麻雀なんて、普通なら一生経験することはないでしょう。中毒性はあるかもしれませんが、常習性、依存性は低いといえるのが麻雀です。

<麻雀の危険度が少ない理由>

ギャンブル依存症で怖いのは、のめり込みです。負けても負けても続けられてしまうからこそ、いつしか大借金を作ってしまうのです。しかし麻雀の場合は1回のゲーム(半荘)にかかる時間が1時間前後と長く、またプレイヤーが4人揃わないとできません。自分一人が「とにかく打ち続けたい!」と思っても、実際に打てるとは限らないのです。

雀荘へフリーで行けば、打ちたいだけ打ち続けることはできます。フリーの雀荘は、その場に居合わせた客同士が同じ卓で勝負するという形式で、誰かが抜けても大抵は次の客が入ってくるため、プレイし続けることが可能です。

ただし、フリー雀荘は "レート"がさほど高くなく、半荘1回にかかる時間が長いことと相まって、いくら負け続けようと取り返しの付かないほどの負けにはなりにくいです。また半荘ごとの精算となるために、現金を持っていないと打つことすらできません。これもまた、ATMと往復しながら負け続けるようなパチンコや競馬とは異なる点です。麻雀だってATMに駆け込むことはできるでしょうが、そのためには半荘終了後に一旦店を出て、戻ったあとは入れる卓が空くのを待つ必要があります。やはり連続プレイ、のめり込みには向かないゲームやルールになっているのです。

<ギャンブルでありつつゲーム、そしてコミュニケーションツール>

そもそも麻雀は、ギャンブルというよりも"大人の知的ゲーム"としてのイメージが強いのではないでしょうか。麻雀ファンも、勝ってお金をかき集めたくて打っているのではなく、純粋に麻雀というゲームが好きだから打っているのです。大負けしにくいのと同様に、大勝ちもしにくいために、お金が目当てだというなら、他のギャンブルに走ってしまうことが多いのではないでしょうか。

現在では状況が変わりましたが、かつてはサラリーマンのたしなみだったのが麻雀です。上司に付き合っての接待麻雀から、同僚たちとの真剣勝負まで、コミュニケーションの一環としての麻雀が存在していました。ギャンブルというよりは、飲み会や草野球、ゴルフといった"行事"に近い存在でもありました。

ゲームとしても、運によるところが大きく、かつ実力も反映されるという絶妙なバランスの上になり立っています。依存の危険度が低いギャンブル、かつゲームとしての麻雀を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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